安全・安心・快適性をはじめとする住宅性能に対する消費者の関心が高まるなか、さまざまな課題や居住ニーズに的確に対応した「すまいづくり・まちづくり」を進めるため、「湖国すまい・まちづくり推進協議会」(以下、「協議会」という。)が発足しました。
協議会は、県民の皆様や建築・建設関係団体、NPO、行政、事業者の皆様など、すまい・まちづくりに関わる者が連携して、「湖国にふさわしい豊かな住生活環境の実現」に貢献することを目的に設立した公益的な任意団体です。
滋賀県建築住宅センターは、協議会の事務局として、“安全で安心できる住まいづくり・まちづくり”をめざし、会員メンバーと共に「滋賀らしい環境こだわり住宅」の推進の他、様々な活動に取り組んでいます。
近年、地球規模の環境問題が高まるなか、住宅においては、できる限り環境に負荷をかけず、人や環境にやさしい良質な住宅をつくることが求められています。
滋賀県は、平成19年に「滋賀らしい環境こだわり住宅」整備指針を策定し、県産材や地場自然産素材などを活用した良質な木造軸組住宅を「滋賀らしい環境こだわり住宅」と位置づけ、これから進むべき住宅づくりの選択肢の一つとして、その整備を推進しています。
協議会では、滋賀県が策定した「滋賀らしい環境こだわり住宅」整備指針を踏まえ、建設設計者、大工・工務店、木材供給者の3者が「滋賀ほんまもんの家づくり」ネットワークを立ち上げ、県産木材、地場の自然素材を使った、環境にやさしい滋賀らしい家づくりに取り組んでいます。