日本住宅性能表示基準及び評価方法基準に基づき作成された、自己評価書、設計内容説明書、設計図書等を添えて申請していただき、センター(登録性能住宅評価機関)の評価員が、目標とした性能に適合しているかを審査し、確認することにより行われます。
設計住宅性能評価申請の進め方
(1)性能の目標設定
- 設計住宅性能評価を受けようとする場合、住宅性能表示基準及び評価方法基準を意識して設計を行う必要があります。一つの性能表示事項に対して複数のチェックポイントがある場合が多く、どれか一つ欠けても評価の結果が低い等級になってしまうので注意が必要です。
(2)設計図書の作成
- 目標とした性能の基準に従い、平面、立面、断面、仕上げ、構造、設備の内容を決定して設計図書をまとめます。
住宅性能評価申請図書作成例
(3)設計内容説明書の作成
- 設計内容説明書は、自己評価の根拠となる設計内容を、設計図書と関連づけて記載し、申請の際に添付するものです。
(4)自己評価を行い、目標性能の達成の確認
- 設計内容説明書及び設計図書に記載した内容が、目標とした性能に適合しているかを、全体を通して自己評価を行い、確認します。
(5)自己評価書の作成
- 自己評価書は、以上の課程を踏まえて、最終的に確定した自己評価の結果と評価方法を記載し、申請の際に添付します。
(6)設計住宅性能評価の申請
- 設計住宅性能評価申請書に、必要な設計図書を添付して、申請書を提出します。
設計評価申請のフロー
設計住宅性能評価申請の手続き等
(1)書類の準備
(2)設計住宅性能評価申請
- 申請者は、上記の設計住宅性能評価に必要な申請図書等について正副各1部をセンターに提出して下さい。
(3)引受承諾書の受け取り
- センターは、申請図書に不備がないことを確認し受理を行い、引受承諾書を交付します。
(4)指摘・質疑等への対応
- 設計住宅性能評価の過程で、申請図書等の内容について疑問点等があった場合、センターから申請者に対し指摘・質疑等が行うことがあります。その際は、訂正を行うなど速やかな対応をお願いします。
(5)設計住宅性能評価書の受領
- 設計住宅性能評価書はセンターの評価員が作成し確認した後に申請者に交付されます。
業務手数料
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